個人自業主の戦略③ 〜差別化〜

差別化の画像

個人事業主は基本的には皆さん弱者です。

怒っている女性

弱者だなんていきなり失礼な!

と、感じられて方がいらっしゃったらすみません。

でもですね、

個人事業主は弱者なんです。

悲しいことに…

私はランチェスター戦略の本をよく読むのですが

そこには強者の条件として

「1位であること」

「市場占有率26%以上であること」

「2位との間に10対6以上の差をつけていること」

とあり、

さらに

「この条件を満たしている会社は0.005%しかない。」

と書かれています。

誰もが聞いたことがある

あの大企業も

業界内で2番手だとしたら

それは弱者になるのです。

少し乱暴な説明ですが

以上のことから

個人事業主はほとんどの場合

弱者になってきます。

弱者には弱者の戦い方があります。

その戦い方を知れば

業界一位の大手企業に立って

勝てるんです。

今回は

弱者である個人事業主の戦い方を

一緒に学んでいこうと思います。

差別化

弱者の基本戦略は

「差別化」する

ということです。

特に

後発で参入してきたばかりの場合は

他と同じことをしていても勝ち目は薄いです。

お客さんに来てもらったり

サービスを買ってもらうには

「どんなサービスなのか」

「他の企業のサービスとどこが違うのか」

を、知ってもらわないといけません。

これは言い方を変えると

コンセプトがはっきりとしている

ということです。

コンセプトとは

「基本的な概念」です。※理念と言い換えても良いです

たとえば

「暖かさ」や「優しさ」みたいに表現をする方もいますし、

もっと具体的にする方もいます。

このコンセプトが

ハッキリしていることが大切です。

このコンセプトの作り方は

深掘りしていくと

それだけで

一つの記事が書けてしまうので

また別の機会にしようと思います。

このコンセプトがハッキリし

お客様にも浸透すると

そのコンセプトに共感、共鳴したお客様が

ファンとなり

選ばれるようになります。

差別化のゴールとは?

怒っている女性

差別化が大事なのはわかったけど

どうなったら、差別化ができたって言えるの?

困った男性

自分が思ってるだけじゃ意味ないし

何か指標はないの?

自身のサービスが

差別化できたかどうかというのは

なかなかご自身では

判断しにくいですよね。

差別化できているかどうかが

簡単にわかる方法があります

それが

「あの〇〇のお店」

と言われることです。

「あの〇〇のお店」

と、お客さんに認知されれば

差別化ができたと言えます。

まとめ

今回は

弱者の戦略として

差別化

について考えてきました。

ぜひご自身のサービスに当てはめて

「あの〇〇のお店」

と、言われるよう

他の企業にはない

ご自身のコンセプトを打ち出し

差別化を図っていきましょう。